「放射線の正しい知識について」
2先生による放射線の「放射線・放射能の基礎知識」「放射線・放射能の健康影響」の話を聴いてきた。
情報としては医者・科学者しか知りえない細かい話をいくつか除けば新しい情報はあまり無かった。
それは自分自身毎日チェックして入ってくる情報でもあったから。
こちらはもう聞く前から臨戦態勢、駄目な政治家とそれに呼ばれた御用学者がダイジョブです、安全ですと繰り返すだけのものかもしれないと疑ってかかっていたから。
まず必要以上に怖がったり感情的な情報まで取り込んでいた自分に反省を促された。
自分のスタンスでは基準値ひとつとっても0もしくはもともとの自然界の量でないと納得が行かない。
しかし、聴いているとともかくもうなってしまったこと、この汚染されたここで生活していくことは変えられないのでそれについて今更何を言っても戻らないことだと納得させられた。
こんな講義を聴かなくてはならない非常に悲しい事態であり、出来ることならもとの世界に戻して欲しいことでもある。
この先生方も自治体も参加者の我々同様この問題には困っていてクリアしていかなくてはならないと思っていることが感じられた。当たり前の話だ。(震災後ここまで当たり前でない話が多すぎる)
また、ここ栃木ではのことで大丈夫とも危険だとも言わなかったと記憶している。
ただ、はじき出した数値には疑問を感じるところもあった。想定されるこれまでのおおよその内部被爆量などは摂取する食べ物は個人個人でかなり違うものになるであろうし、文部科学省のヘリで計った数値や自治体発表のそれと自分の所有のガイガーカウンター値では差があり後者の値では危険な数値にもなりうる。
最後、坂井先生が言った2つのことが印象に残っている:
・「サイエンティストとしてハッキリ言えないことを詫びる」話
誰にもわからないメカニズムが存在する、DNAの傷つき方がまだハッキリわかっていない。もし将来ガンになったとしても確率的な統計からしても今回の事故のせいかは評価できない。とすればもし罹患すればうやむやに闇に葬られることになりそうだ。
・「測定すること」
こちらはその通りでもあると思う、線量を測ることでも、食べるものも発表されたデータをチェックし内部被爆を減らすこと。また事実と現状を見極めることでもあると思う。楽観や諦めから余計な被爆をしない。念頭において今後の行動の指針にしようと思った。
結局のところ、自分の身は自分で守ることしかないと思われた。